農業者紹介

安部 公一郎水稲

農業機械整備技能のキャリアを活かし、父の後継者として地域の農業発展に尽力しています

屋号 「有木名物 くぎぬき餅」販売
問合せTEL、予約先 0949-32-1227
住所 最寄駅 〒823-0014
福岡県宮若市下有木1083-4(自宅)
福岡県宮若市下有木1060-1(倉庫)
交通アクセス 若宮インター宮田スマートインターから3分
営業時間 9:00~14:00
営業日(定休日) 日曜・祝日・ 毎月24日のみ営業
作っているもの
◆主に水稲。オリジナルブランド米「ありき」(地域の地名「有木」からとった名前/品種:実りつくし)
※受賞歴
宮若うまい米コンクール2021実りつくしの部 金賞受賞 
第五回2021年九州のお米食味コンクール個人総合部門 優秀賞受賞  
他多数

◆自家製もち粉で作った「有木名物 くぎぬき餅」を自宅横店舗にて販売
1個 110円・5個 550円・10個 110円(全て税込)
ここにこだわって作ってます!
◆水稲では、土壌改良、土づくりを行っていて、スタブルカルチなどで土壌を深耕し土壌の活性に取り組んでおり、土壌改良剤(ミルオイスター)カキの殻を散布していています。また追肥には、一般的には窒素リン酸カリ等が使用されますが、当方ではそれを使用せず、石灰、ケイ酸、鉄分等が入った肥料、菜種、魚粕などが入った有機肥料を散布し、出来る限り自然に近い農法で米を育てています。
◆もち米は、最初は地域の人々から依頼されて作り始めましたが、評判が上々で、今はそのもち米から作ったもち粉で「有木名物 くぎぬき餅」を販売しています。毎週日・祝日と毎月24日のみ販売しておりますので是非一度ご賞味下さい。
◆近年では、近隣地区の農業者の高齢化に伴い、草刈などの雑務や農業機械の調達・メンテナンスなどが農業者自身で行うことが難しくなってきています。その中で、当方がサラリーマンとして勤務していた頃に取得した「一級農業機械整備技能士」の技術を活かし、コンバインなど農業機械の修理メンテナンスやリースなども積極的に行っております。市の農業振興課「地域の担い手」として活動もさせていただいており大変喜んでいただいてます。
提供できる時期、期間
水稲栽培の期間
刈取後(冬場)に土作り
取扱店舗(ここで買えます!)
◆オリジナルブランド米「ありき」:小売り販売と業者販売を中心に行っています。
◆自家製もち粉で作った「有木名物 くぎぬき餅」
営業時間 9:00~14:00 ※材料が終了次第閉店
営業日 日曜・祝日・毎月24日のみ営業
ここで体験できます!
耕作している圃場(下有木・上有木・四郎丸)
〒823-0014 福岡県宮若市下有木1083-4
※ここまでの情報は2022年3月時点のものです
大手商社マンから農家へ
52歳で脱サラして農家を始めた安部さん。
土地があったのでまずは、お米とキャベツなどの葉物を露地栽培で作り始めました。
ちょうどよくキューサイから青汁の栽培を頼まれて作りはじめ、だんだん本格的になるにつれ、仲間がどんどん増えてきて、認定農業者になりました。
ますます農業に対する意欲も増し、それに伴いお米の作付面積も増やしていきました。

そして、残っていた退職金で、大型機械を買いそろえ、倉庫を建てました。将来を見越して設備を充実させたのです。
現在は年金をもらい始め、野菜の栽培は家庭用のみにして、お米の栽培に力を入れています。
お米を買ってくれるお客さんのところへ配達するときに、野菜をもっていってあげ、喜んでくれる顔を見るのが奥さんの楽しみだそうです。
大型の機械の速さに合わせて苗を運んだり、ついていくのが大変だとか。ご夫婦と息子さんの3人で、朝6時から大型の田植え機に次から次へ苗を乗せ、休む間もなくどんどん植えていくそうです。
田植えをして、稲の管理をして、刈り取って、乾燥させ、もみすりをして、精米するところまですべての農機具が揃っているため、乾燥などの委託をされることも多くなっています。
もみがついたまま保存し、注文があると玄米や精米にして出荷しています。なるべく酸化させないためには、もみ殻を付けたまま保存するのが良いそうです。
宮若の土は銃粘土質でコメ作りに適しているため、米作りにはもってこいだそうです。
この倉庫内で、乾燥、もみすり、色彩選別、精米、袋詰めまで完了します。その他にも製粉機もあって、米粉も作れます。
庭でとれる柿や栗も新米を買ってくれた方へのこころばかしのプレゼント!