農業者紹介

綱分 道一水稲/麦/大豆
農業を始めて約17年になりました。

学校を出て山形に稲作の勉強に行き、戻ってきてからはお父さんと一緒にお米を作っていました。

ここ10年くらいでどんどん田んぼが増えて、現在は23町にもなって、それまで気楽にやっていましたがどんどん忙しくなりました。

また、2年前にお父さんが亡くなり一手に道一さんの手にかかってきました。

近所の人たちにも手伝ってもらい、なんとかやりくりしているそうです。

お父さんががんばって作ってくれた倉庫にはたくさんの大型機械が入っています。

作業の段取りや采配をするために最近では大型機械に乗ることもなくなったそうです。手伝ってくれる方々もみなさん農業者さんなので、任せていても安心ですね。

 
この日、具合が悪くて保育園を休んでいた次男君がお父さんに抱っこされて嬉しそうにしていました。

奥さんは会社員で、2人の子供を保育園に預けて働いています。

認定農業者の中でも、田んぼの作業のほとんどが機械化されたことに伴い奥さんは農業をしていないケースも多いようです。

子供の具合が悪い時でも、田植えや稲刈りの忙しい時期を除けば、お父さんがうちにいてくれるので安心できるメリットもありますね。

家の周りには約23町の田んぼが広がっています。

5月の終わりから田植えが始まるので逆算して種をまいて育てます。
およそ23丁分の種まき~
植える場所が異なるので、日程をずらして種をまいていき約10日で10cmほどの苗が育ちます。
芽が出るまでシートで覆い、カラスなどから守りますが、ある程度大きくなったらシートを取り外し十分に太陽にあてて成長させます。

広大な麦畑。
5月には麦刈り~田植えと大忙しです。

お米屋麦のほかにも、占部さんたちと一緒に大豆組合を作ってみんなで管理しています。